今朝も、寒かったですネ!
一晩中暖房を使わない条件で、朝の室内を比較してみました。
18年住んでいる、我が家の寝室!(WB HOUSE)
見ずらいですが、室温12.1℃ 湿度36%。
部屋は2階で、隣の部屋を衣裳部屋にしているので、扉を開けっぱなしの22帖。
トラストホームの展示場は?(WB HOUSE)
2階のホールで、室温13℃ 湿度35%。
延べ床面積36坪です。
平屋の体感棟に入ると・・・
WB HOUSEの部屋で、室温6.1℃ 湿度65%。
部屋の広さは4.5帖!
隣のパンは固くなっていますが、本来の白い色をキープしています。
気密シートで被った高気密の部屋で、室温7.5℃ 湿度78%。
部屋の広さは4.5帖!
同じタイミングで置いたパンは、緑色にカビています。
何故か、部屋が狭いと室温が低い結果が出ていますが、
気密を取ったからと言って、部屋が勝手に温まる事はありません。
冷暖房を使って、初めて効果が出ます。
しかも、高気密の住宅は、湿度や悪い空気を逃がさないと言う欠点もあります。
しかし、人は寒い家を嫌って温熱環境に特化した家づくりを行ったことで、
シックハウス症候群(化学物質過敏症)など聞いたことのない病気に襲われました。
その結果、約20年前に国の指導の下、24時間換気扇の義務化がスタートした訳です。
温熱環境にとらわれ、空気環境を置き去りにした結果です。
ところが、その換気扇で・・・
10年以上経った、高気密住宅の換気扇の写真を入手!
スイッチを入れたままにすると臭いとの事で、換気扇を覗いてみると・・・
カビやダニの死骸などの温床になっていました。
では、何が良いのか?
一つの事にとらわれず、人が住むに必要不可欠の事を兼ね備えなければならないと言う事です。
車は便利だと言っても、リコールや故障で手を加えてばかりではストレスを感じるはずです。
家は、健康でなければならない人が住む。
私は、自分が住みたい本当の家造りに拘って行きたいと思います。
一つを完璧にしても、必ずリスクは付いてきます。
全てを取り入れようとすると、一つの追求がしにくくなります。
家って、何のために作るのか? 何のために住むのか?
じっくりと話し合うべきだと思います。
車の排気ガスも含め、私たちの周りから有害物質を無くすことは出来ません。
だから、付き合い方を間違えると大変な事が起こるんだと思うのです。
私たちは、健康で長く快適に住める家を望んでいるのではないのでしょうか?