5月も終わりです。そろそろ梅雨ですね。
梅雨の時期は気温も上昇しジメジメしてとても不快感があります。
不快感は誰でも好きではありません。そうなるとエアコンの除湿機能をフルに使う方がほとんどではないでしょうか。サーキュレーターや除湿器、部屋の換気など対策は色々とありますが、やはり心配なのが電気代ですね。それと湿度が適正でないとカビやダニが発生します。この時期に咲く紫陽花には申し訳けないけど本当に嫌な季節です。
実は湿度は人間にとって不快ですが、言葉を持たない住宅にとっても不快なんですよ。湿度によって壁の中や床下など通気の悪い場所でカビが発生します。目に見えない場所なので知らず知らずにカビが生え、家どころか人にまで影響を及ぼします。
室内環境を変えるためにエアコンで除湿しても壁の中や床下までは届きません。想像するととても恐ろしいです。
湿気が多い日本の住宅はもともと夏向きの家です。床下も壁も風通しが良く蒸れ腐れに強い住宅なんです。ところがいつしか効率の良い家を造ろうと気密にして断熱効果を上げることだけを考え、夏向きの家だったはずの住宅が蒸れ腐れを起こしやすい家に変わってきてしまったのです。湿度の多い夏にセーターを着てカッパを着ている人はいないですよね。もし着ていたら大変な事です。
WB-houseは床下や壁の中を通気させカビやダニの温床にならない工夫がされた住宅です。